和音 with りゅうきち

特徴

作者:くーぷらん
シェル作者:美翔 真紀
「和音 withりゅうきち」は、ハープシコードとリュートを弾く女の子「和音」と、喋るリュートの「りゅうきち」からなるゴースト。特筆すべきは、音楽再生機能であり、ワンクリックでランダムに管理人の配布するクラシックの音源を流してくれる。音源にはMIDIのものと、mp3のものがある。PCへの負荷などを考えてMIDI専用モードがあるところなどは時代を感じる。 曲数は知らないが、少なくともMIDI版は優に100曲以上ある模様。
レパートリーとしてはクラシックの中でも古楽、バロックに区分される曲が多く、ハープシコードの曲に力が入れられている。
演奏される作曲家としては、J.S.バッハや、クープラン、からショパンあたりまで、比較的マイナーな作曲家の曲も多い。 (ただし、私は古楽は正直詳しくないので大したことは言えないが。)
再生機能だけでなく、トークなども音楽に関する話題が多く、作曲家紹介のコーナーなどもある。
総じて、古典音楽への愛を感じるゴーストだと言える。ーーあと腐(お耽美)の要素を含む。

感想

ハープシコードの再生機能は本当に素敵。古楽はあんまり知らないけど興味がない訳ではないので、分野として個人的にクリーンヒットした。
難点としては、私はmacからWineでSSP動かしているのでそれでか知らないが、ちょいちょい再生されない曲があったり、曲間に微妙な空白が生じることがある。まあそれは、私が無理をさせてるせいなので仕方がない。
音楽聞くぐらい、今時youtubeでもapple musicでもいくらでもあるだろ、と思うかもしれないが、この伺かのランダム再生と、ハードロックとかほどは生活に差し障らない古楽との組み合わせは、非常に好ましいと思う。
急にゴルドベルグ変奏曲が流れ始めて、抜粋かと思ったら全然やめる気なさそうな時とかは笑ったが。
残念なのは、すでに2005年にmp3の更新は終わっており、多分今入手しても一部しか聞けないこと。
トーク面について触れれば、フォーマルなもので決して悪くはないが、専門知識以外の点ではやや面白みに欠けるのが欠点かもしれない。

うーん、優等生の回答。そういうところが...。

補足

ちょっとわからないが、この↓の「陽気な羊飼い」の作者のくーぷらんが、そのまま和音の作者であるくーぷらんなのだろうか。
陽気な羊飼い

ちなみにシェルの画風は担当の趣味のようで、Pixivを見ると現在もこの画風で続いていてこだわりを感じて大変よろしい。ちょうどクラシックなペアだったということだろうか。 以下サイト跡のURLなど。

くーぷらん旧サイト跡:伺か系
くーぷらん旧サイト跡(和音ダウンロード可)
くーぷらん旧サイト跡:古楽系
シェル担当:美翔 真紀のPixiv